夏扇子

一般的に実用の扇子とされるものです

骨の長さと数の規格で分類されます

※75/15・・・・・・7寸5分の長さ(1寸=3cm)15本骨

          

地長(75/15、65/16、60/15)

75/15親黒中焼き煤 無地扇子
75/15親黒中焼き煤 無地扇子

 

15間は粋な扇子


この扇子は扇骨(せんこつ)の数が15本で親骨(外側の2本の骨)の幅が広く、なんともしゃきっとして粋な形をしています

噺家さんが持つ「高座扇子」はこの扇子です

骨の数が少ない分、扇面の幅が広く、紙も厚い仕組みになっています  パチン!という閉じるときの音も粋・・・のようですが、扇子が痛みやすくなるので要注意    

価格帯:5,400円~10,800円(消費税込)

 

地長(75/30,65/30)

75/30唐木 墨絵扇子
75/30唐木 墨絵扇子

 

一般的な使いやすい形の扇子

 

30間は35間と並び、一番多く作られている紙扇子の規格です

アトリエ・Kinamiでは35間は作っていないのでこの30間が中心の展開です

30間はやや地長(扇面の幅が出ている骨の長さよりも長い)の扇子です

価格:6,480円(消費税込)~

 

大短地(75/45、65/45、65/40)

 

 

骨の数が多くしなやかな扇子

 

骨が45本で扇面の幅が骨全体の長さより短い短地(たんち)といわれる扇子です

中でもこれはうんと扇面の幅が狭い大短地といわれる形です

骨の数が多いので1枚ずつが薄くしなやかな為、よくしなりやわらかな風を送れる扇子です

価格:16,200円(消費税込)~